読むだけで美人になれる!SHIMAティーのちょっと変わった美人講座はストーリー仕立てになっています。
初めて来てくださった方はこちらからどうぞ!
全身の筋肉は繋がっている。
「じゃあ、そのカタチを崩さないように呼吸ができますか?」
「はい。」
「ゆっくり!そのカタチを崩してはいけないよ。」
「は~い。」
「じゃあ、そのまま二時間。」
「え~!」(スーッと伸びてた身体が一気に崩れる重要なシーン)
「あっ!崩れた!はいダメです~、それでは。」
「大事なのは、肋骨が常にググーッと上に持ち上がっている感覚があるかどうか・・です。」
「肋骨が持ち上がっている・・ですか。」
「そのカタチを作って「はいOK!ストップ!」ではなく、現在進行形で、ずーっと上に身体が引き上がっている感覚でいないといけない。」
「え~!しんどいです~。」
「それは慣れですね。僕とかは逆に身体を崩してる時の方がしんどいよ。」
「え、そうなんですか、何かスゴい。」
「普段の顔の表情とかも変わってきます。当たり前だよね、全身の筋肉って繋がってんだから。例えば、バレエやヨガなんかしてる人はスッと涼やかで綺麗な表情してるよね。」
「あー!なんとなく。」
「それは、身体を上にすーっと伸ばしてる時間が他の人よりも長いからだよ。」
「そんなこと考えたことなかったです。」
「すーっと上に伸びて、限りなく透明感のあるクールビューティ・・・、そんな感じかな。」
「わぁ・・クールビューティ。そんな感覚を持った美人になりたいです。私もなれますかね?」
「知らん。」
「え、そこは「君ならなれるよ!」とかでしょ。」
「そういうおべっか的なセリフは僕は言わない。なれるかどうかは君次第だね。」
「頑張ります!」
「シャンパンのコルクを抜いて・・フルートの中で常に昇っていく泡のように、見てる人の心を華やいだ気持ちにさせてくれる・・本当の美人ってのは周りまで幸せにしますよね。」
「なんか綺麗な気がします。」(ウットリ)
「ということではい、またTボーンのカタチから。」
「やります!!」(うらぁ!)
身体をリラックスさせて、楽な感じで伸ばす方がいい。
「こらこら、そんな気合いれなくていい(笑)どちらかと言うとストレッチだから。」
「あら?そうなんですね。」
「身体をリラックスさせて、楽な感じでやる方がいいね。」
「な、なるほど。」
・・・・・
「うん、いいね。」
「じゃあ、試しにそれで歩いてみ。」
「・・はい。」
テクテク・・
「あはは・・まるでロボットだな。」
「動けないですもん。」
「そうね、今日はその高いところにいる・・という感覚だけでいいです。みんなできたかな?」
みんなで練習
「OKー、いいですよ。」
「ふぃー。」(スッキリした顔、血流が良くなったから)
背中の肉の膨張が消えた!
「はい、何か気づいたことない?」
「???」
「まあ、自分ではわからんか。」
「背中の肉の膨張が消えてます。」
「え!マジ!?」
「マジです。」
「おお!」
「身体に空間が出来ると、横に膨らんでたモノが上下にスッと伸びるので膨張率が下がります。」
「今の君たちの背中、キレイですよ。」
「やった!膨張消えた!」
「ホントだ~。」(鏡で後ろ姿を見て喜ぶ学生たち)
「では、その空間のある身体で今日も一日健やかに過ごしてください。僕は次の用事があるので帰ります。」
と言って、クルッと踵を返して行ってしまった。(一瞬でターンして行ってしまう)
「え~!」
怒涛のような空気を残して行ってしまった。
自分に何が起こったのかパニクってるけど・・
でも、何か身体がスッキリしていて、これだけで少し美人になった気が・・。
Hair Show本番まであと1ヶ月しかないけど、これから不思議なことが起こりそうでなんだかワクワクする!
レッスン初日、終了。
・・・to be continued.
本日のチェックポイント
レッスン初日が終了しましたが、いかがだったでしょうか?
美人のカタチの基本的な作り方の解説でした。
次は美しくなったカタチを、どう動かしていけば美人になっていくのか?
それをお伝えしていこうと思います。
このまま読み進んでいってくださいね。
あなたにたくさんの奇跡が起こりますように!